日本株「失われた33年」の解消は可能か? 米国の「株式の死」の歴史から学ぶ

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 東証が再編され、「プライム市場」などが誕生すると騒がれている。これで株価上昇にはずみがつくのかというと、市場は悲観的だ。「失われた33年」の日本株に慣れてしまったせいか、証券マンは総じて弱気だ。なにしろ1989年末に日経平均が3万8915円の最高値をつけて以来、33年経っても、いまだ7割強の水準にとどまっているのだから仕方ない。では日本株が復活し、再び4万円台をめざすような時代は来るのか来ないのか。

 実は、絶好調の米国株にも暗黒の時代があった。戦後の1966年から1982年までの16年間だ。NYダウは、1966年の951ドルから、ずっとずっと低迷を続け、1000ドルを壁としたボックス圏から抜け出せなかった。この30年間の日本株と同じだ。1979年、米有力経済誌ビジネスウイークが「The Death of Equities」と題した特集を掲載。この「株式の死」は、時代の相場低迷を象徴する言葉として定着したものだ。人々は「株式は死んだ」と言い、多くの個人投資家がこの時期に株式市場から去っていった。

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