夕月 清水淳子社長(5)3.11で冷凍庫が故障 かまぼこ3カ月分の原料すり身がピンチに

公開日: 更新日:

 震災当日、津波の第1波がいわき市に押し寄せたのは午後3時8分。その後も繰り返す津波は、小名浜漁港で最高4.4メートル、市内の平豊間が8.6メートルを記録した。

 夕月では、市内・中之作港に面した冷凍庫が5メートルの津波に遭い、200トンもの原材料と在庫のだて巻き20万本が全滅。そして、本社の工場内には出荷できなくなった商品が10万本以上残った。

 その時、当時の四家宏之社長はある決断を下した。  =つづく

(ジャーナリスト・高鍬真之)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし