著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

自動運転の「ティアフォー」が年内上場へ 10億円出資するトヨタには安すぎるお買い物

公開日: 更新日:

 トヨタ自動車が9日、自動運転技術の導入に向け国内の有力新興企業と資本・業務提携した。

 自動運転システムの開発や導入を手がけるティアフォー(東京・品川)に傘下のトヨタ・インベンション・パートナーズが出資した。出資比率は1%で、株式の取得金額は10億円規模とみられる。

 また、ティアフォーは同時に、東京証券取引所グロース市場に上場申請したと発表した。東証による審査を経て2026年内にも上場する見通しだ。調達する資金をソフトウエア開発や人材採用、海外展開などに充てるという。

 ティアフォーに対するトヨタ自動車の出資は持ち分1%で10億円。上場すればユニコーン(時価総額が10億ドル以上のスタートアップ企業)並みになることは間違いない。

「トヨタのティアフォーへの出資はしたたかさを感じます。自動運転でラストワンマイル車両への搭載まで視野に入れているのなら、安すぎる買い物ですね」(メガバンク幹部)と指摘される。

 そのティアフォーを創業した加藤真平社長(東京大学特任准教授)はユニークな経営者として知る人ぞ知る存在だ。

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