AIで急成長する「音声認識技術」 議事録作成市場は年平均約19%の伸び

公開日: 更新日:

■2つの重要なポイント

 しかし、この業界で良いポジションを占めるには、漫然と波に乗ればよいわけではない。すべきことが2つある。1つは、どんな時でも誤りなく記録できる環境を整えることである。具体的には、AIがきちんと認識できる音で拾うこと、端的に言えば環境に合ったマイクを使うことである。これで状況が様変わりする。AI音声認識のトップ企業は、スマートフォンなどに任せず、自前の機器を用意する。だが、それはテレビ局などの大型マイクではなく、記録部を入れてもカードサイズに収まる。スマートフォンにくっつけて持ち歩けるのは、大きなメリットだ。

 もう1つは共有化である。情報は多くの場合、共有化で価値が上がる。時短などもひとつの結果だが、一番期待したいのはアイデアの相乗効果だろう。田村COOは「オフラインでの音声記録は80%もあります。もし、今まで活用されなかった情報が活用されれば、世の中を変えられるのでは」と考えている。この共有化法は、ひとつに集約できないだろうが、そのシステムの有無は、企業の未来を大きく左右すると言ってもよい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  2. 2

    中道・小川淳也代表“オガジュン構文”の破壊力は期待以上? 代表質問で「暮らしを『支えて』」×5回炸裂

  3. 3

    熊谷真実、熊田曜子…当たり前の常識を知らない芸能人の言動が炎上を誘発

  4. 4

    高市独裁政権に立ちはだかる「新・参院のドン」石井準一幹事長の壁

  5. 5

    【ザ・ベストテン】に沢田研二が出られなかった日は桑田佳祐が出てきた日

  1. 6

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 7

    侍Jリリーフ陣崩壊で揺らぐ屋台骨…現場で高まる「平良海馬を再招集すべき」の声

  3. 8

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 9

    中井亜美フィーバーに芸能界オファー殺到…CM億超えも見据える「金のタマゴ」のタレント価値は

  5. 10

    宇多田ヒカルが「蕎麦屋」投稿批判に反論も再炎上 旧ジャニファンの“恨み”とユーザーが見過ごせなかった一言