ベルグアース×ホーブ 野菜苗を手掛ける会社を比較
連日の猛暑で野菜が育たない……そんなニュースを耳にします。
品薄になれば値段もハネ上がります。ただでさえ輸入品の高騰などで物価は上昇。そこに天候の影響が重なり、野菜をはじめとする食べ物の価格は高くなるばかり。スーパーではできるだけ安い野菜を探して、調理する。料理を作る人にとっては腕の見せどころかもしれません。
今回は水産・農林業のなかで野菜苗を中心に扱う「ベルグアース」と「ホーブ」の社員待遇を比較してみます。
ベルグアースは2001年の設立。愛媛県を拠点にしています。野菜接ぎ木苗メーカーで、主にトマトやナスなど果菜類の苗を供給。高度な接ぎ木技術と温室環境制御による安定供給体制を築いています。植物工場やICT農業との連携にも注力し、次世代型の農業インフラ企業を目指します。
ホーブは1987年に北海道上川郡東神楽町で創業。ホームページでは「日本で最北端の上場企業」とうたっています。寒冷地での苗づくりに強みを持ち、低温下でも品質を維持できる技術が特長です。アスパラガス、食用ユリ、馬鈴薯などのほか、イチゴ事業を展開。「四季成り性イチゴ(夏イチゴ)」の品種育成と産地開拓に力を注ぎます。