年間16万人「だざいふ遊園地」が純利益7102万円を稼ぐワケ 地方遊園地の閉園相次ぐ中、なぜ生き残れた?
入園料は大人700円、子供500円。年間入園者約16万人。運営会社「太宰府園」の決算公告によると、コロナ禍の2020年12月期には1577万円の純損失を計上したが、翌21年には1510万円の黒字に転換。22年は5339万円、23年は6718万円、24年は6642万円、25年には7102万円の純利益を計上した。総資産も20年末の約2億3000万円から25年末には約4億3100万円まで増えている。
ただし、他地域へ展開する考えはない。
「私たちはここを守るというスタンスです。子供たちが行き場を失わないようにしたい。手を広げ過ぎない確実な投資と持続可能な体制をつくることが必要です」
石坂園長が大切にしているのが「先義後利」という言葉だ。利益を先に求めるのではなく、まず子供たちのために何ができるかを考え、その結果として利益がついてくるという。
年間16万人の小さな遊園地が70年近く続いてきた背景には、「大きくする」のではなく「ここを守る」という経営があった。


















