高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

新しい米中関係を見誤るから「中国包囲網」の妄想に取りつかれる

公開日:  更新日:

 7月9日から2日間、北京で開かれた米中戦略対話について、日本のマスコミでは「東・南シナ海の緊張緩和で意見が対立」とか「ケリー米国務長官が『新しい大国関係』という言葉を使うのを避けた」とか、米中間に冷たいすきま風が吹いているかのような報道・解説が目立った。しかし、と日中関係に詳しい自民党関係者が言う。

「米中にいろいろ矛盾があるのは当たり前だが、この戦略対話がきちんと毎年開かれて今回第6回を迎えたこと自体、すでに両国の『新しい大国関係』が定着しつつある証拠なんだ。まず、昨年6月からの9カ月間で3回開かれている首脳会談、そしてこの外相・財務相級の定期対話、さらには、その下で、いま米中間には政治レベルと事務レベルで約90もの対話チャンネルができていて、ほとんど毎日のように何らかの協議が行われている。ところが日本は……ゼロ。天と地の違いだよ。与党幹部や閣僚が散発的に北京に行く程度だ」

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