「めぐみさん生存」 拉致に火つけた元工作員に流れる謀殺説

公開日: 更新日:

 拉致被害者の調査は第1次のリストが早ければ今月末、遅くとも9月中に公表されるといわれているが、不思議なのは拉致問題に火をつけた元北朝鮮工作員の安明進氏がまったくメディアに姿を現さないことだ。

 安氏は「横田めぐみさんは絶対に生きている」と横田滋・早紀江さん夫妻の前で断言した人物。05年には拉致問題の内幕本を出版し、その後、北朝鮮の覚醒剤を密輸したとして韓国で裁判にかけられたが、07年に執行猶予がついて釈放された。彼を何度か取材したが、おしゃべりな性格だ。拉致問題がクローズアップされているこのタイミングだったら何かを発信したがるはずだ。ところが消息がまったく聞こえてこない。それで、よくよく調べてみると、安氏が中国か北朝鮮で謀殺されたという情報が飛び込んできた。

■偽名を使い中韓を往来

「安氏は釈放された後もいくつかの偽名を使い、韓国と中国を行き来していました。韓国の国家情報院の命を受けて覚醒剤の密売人を装い、北朝鮮国内への浸透工作を請け負っていたようです。つまりスパイです。ところが、2年前に中国に出国したきり姿をくらましてしまった。中国で工作員に拘束され、北朝鮮に連れていかれて国家護衛部に謀殺されたという情報が有力です」(韓国情報筋)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「オミクロン系ワクチン」は急いで打つ必要なし 11月以降の接種で感染予防にもなる

    「オミクロン系ワクチン」は急いで打つ必要なし 11月以降の接種で感染予防にもなる

  2. 2
    “サメがウヨウヨ”悪ふざけ投稿が話題に…米フロリダのショッピングモールでニセ演出

    “サメがウヨウヨ”悪ふざけ投稿が話題に…米フロリダのショッピングモールでニセ演出

  3. 3
    ガーシー議員が人気女優の“パパ活疑惑”配信も…暴露行為を疑問視「国会に出ろ」とブーメラン

    ガーシー議員が人気女優の“パパ活疑惑”配信も…暴露行為を疑問視「国会に出ろ」とブーメラン

  4. 4
    菅前首相の“絶賛弔辞”コピペ疑惑で赤っ恥 「前提すっ飛ばしなら一種の剽窃」と識者バッサリ

    菅前首相の“絶賛弔辞”コピペ疑惑で赤っ恥 「前提すっ飛ばしなら一種の剽窃」と識者バッサリ

  5. 5
    セ最下位中日は12球団ワーストの超貧打 OB名球会コーチ招聘だけでは解決しない“元凶”

    セ最下位中日は12球団ワーストの超貧打 OB名球会コーチ招聘だけでは解決しない“元凶”

  1. 6
    円楽師匠急逝で風雲急告げる「笑点」大喜利の後継者選び 落語協会と日テレの思惑に食い違い

    円楽師匠急逝で風雲急告げる「笑点」大喜利の後継者選び 落語協会と日テレの思惑に食い違い

  2. 7
    太田光また旧統一教会“擁護発言”で大炎上…暴走が“売り”のはすが完全裏目、現場は制御不能か

    太田光また旧統一教会“擁護発言”で大炎上…暴走が“売り”のはすが完全裏目、現場は制御不能か

  3. 8
    京都の観光業界に衝撃! 老舗高級ホテルで相続めぐる民事訴訟が泥沼化

    京都の観光業界に衝撃! 老舗高級ホテルで相続めぐる民事訴訟が泥沼化

  4. 9
    有原、西勇輝、松田宣、筒香、森友哉…5年ぶりBクラスの原巨人はFA乱獲へまっしぐら

    有原、西勇輝、松田宣、筒香、森友哉…5年ぶりBクラスの原巨人はFA乱獲へまっしぐら

  5. 10
    不合格になった筑附高受験生は「悠仁さまの合格」をどう見ているのか?

    不合格になった筑附高受験生は「悠仁さまの合格」をどう見ているのか?