福島原発告訴団の河合弁護士「日本が滅ぶとしたら戦争と原発」

公開日:  更新日:

世界で一番、原発を稼働させてはいけない国

「安倍首相は亡国の政治家です」――福島原発告訴団の先頭に立って闘う弁護士は言い切った。検察審査会は7月、東京電力元幹部3人の刑事責任を認めて、「起訴相当」の議決を下した。これを受けて検察は再捜査し、起訴すべきかを再検討する。もう一度、不起訴としても、検察審査会が再度、「起訴相当」の議決をすれば、強制起訴という運びになる。この議決の意味、今後の展開、原発再稼働に突き進む安倍政権の横暴など、多岐にわたって聞いてみた。

――検察審査会の議決、画期的ですよね。

 私は非常に感動しました。あれだけの事故を起こしながら、誰も責任を問われない。追及されないのはおかしいじゃないか、という市民感覚が、大企業寄り、権力寄りの検察の判断を覆したわけです。

――検察は大企業寄り、権力寄りですか?


 そもそも検察がなぜ、東電幹部の刑事責任を問わず、不起訴にしたかといえば、やはり身内のかばい合いみたいなものがあると思う。東電は超巨大企業で権力そのもの。原子力ムラの中核ですから、起訴するのはマズイという、悪い意味での政治判断があったと思います。そこから出発していろいろな理屈をつくった。それで、津波の予見可能性がなかったということにしたのでしょうね。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  2. 2

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  3. 3

    豊洲市場開場から1カ月…腐敗臭に続きの床が「穴」だらけ

  4. 4

    “原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

  5. 5

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  6. 6

    宮沢りえホクロ取って正解? 鑑定歴25年の占い師に聞いた

  7. 7

    日米野球で打率4割 SB柳田“33歳でメジャー挑戦”の現実味は

  8. 8

    キムタクと2ショット解禁 コウキ操る静香のシタタカ戦略

  9. 9

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  10. 10

    鼻を突く生臭さ…豊洲市場の内外で漂い始めた「腐敗臭」

もっと見る