高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

噴火にまつわる政府のウソを信じてはいけない

公開日: 更新日:

 菅義偉官房長官は29日午前の記者会見で、御嶽山の噴火が鹿児島県の川内原発の再稼働に影響を与えないのかと問われて、「ないと思う」「今回は水蒸気(爆発)で、その予測がきわめて難しいことは従前から言われていた」と素っ気なく述べた。
「何を根拠にそう思うのか」「政府内で真剣な検討をする予定はないのか」と次々に突っ込みがあって当然だが、これで引っ込んでしまうのが今どきの大手メディアのフヌケぶりである。

 仮にその場での追及が難しかったとしても、「影響がないなんて本当か?」と疑問を持って検証を行えばいいはずだが、私の知る限りでは、すぐにそれをやって、同日の19時に「予知困難な火山噴火、川内原発再稼働で住民心理に影響も」という批判的な記事を載せたのはロイター電子版だけ。

 翌日、ハフィントン・ポスト日本版がこのロイター記事をキャリーし、また本紙が火砕流が原発を襲う危険を警告する記事を載せた。

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