高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

自信喪失が顕著になった内閣改造・党人事

公開日:  更新日:

 秋の政局の幕開けを告げる内閣改造・党人事だというのに、石破茂幹事長の去就問題をはじめとしてすべてがダラダラとして締まりがない。自民党中堅議員に感想を求めると「むしろ安倍晋三首相の気力の衰えが浮き彫りになって、同僚の間でも『アレッ、こんなんで大丈夫なのかな』という声が出ている」と言う。

「だってそうでしょう、この時期に内閣発足以来初めて改造するのだから、テーマは『人心一新』の鮮やかさ以外にない。野党時代からの5年間で大臣候補者が60人もたまっているから、その欲求不満も解消しつつ思い切って清新な顔触れを登用して、『さあ、打って一丸、秋の難局に立ち向かうぞ』という構えを、党内だけでなく国民向けにもアピールする絶好のチャンスだというのに、これではねえ」と。

 主要閣僚の留任は当初3人といわれていたのに、結局、6人。官邸も、入閣を切望していた世耕弘成官房副長官はじめ、あまり評判のよくない5人の首相補佐官も全員留任。

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