高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

迷走続きで「民主党最後の幹事長」になるのか

公開日: 更新日:

 誰が幹事長になろうと民主党再建は至難の業で、ここでその役目を引き受けることになった枝野幸男元官房長官には「お気の毒に」とでも声を掛けるしかない。それでも、海江田万里代表や大畠章宏前幹事長に比べれば、論理力、政策力、発信力がはるかに高いので、総選挙での敗北以来この2年近く「存在感ほぼゼロ」状態を続けてきた民主党に、少しははっきりした目鼻立ちをつける役割を果たすことが出来るかもしれない。

 私の見るところ、枝野幹事長にとっての最大の試練は、秋の2大知事選での立ち回り方と来春の統一地方選での野党の選挙協力の成否である。10月の福島県知事選は、民主・社民・連合が推す内堀雅雄副知事に対し、自民党は県連が鉢村健・元日銀福島支店長を日銀を退職させて擁立することを決めたにもかかわらず、本部が「それでは勝てない」と判断。何としても負けを避けるために内堀に“押しかけ相乗り”することで県連を屈服させた。だから勝利は間違いないが、これが自民党にとって事実上の敗北であることをはっきりさせるような勝ち方をしなければならないだろう。

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