「物価上昇2%」に固執 日銀黒田総裁の“暴走”が止まらない

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 ダボス会議に出席するため訪れたスイスでは24日、海外メディアに対し、「(金融緩和の)選択肢はたくさんある。技術的に限界があるとは思わない」と言ってのけた。

「黒田総裁は物価上昇率2%を達成するためなら、躊躇なく追加緩和に踏み切るでしょう」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)

 追加緩和で円安はさらに加速し、貿易赤字はますます拡大していくことになる。

「物価はある程度上昇したのだし、もはや2%にこだわる必要はない。『2年程度』という期間を引っ込め、もっと柔軟になったほうがいいのではないか。これ以上、円安が進むと、経常収支は赤字に転落する危険が高まります」(ニッセイ基礎研究所専務理事の櫨浩一氏)

 国全体の収支を表す経常収支(貿易収支、サービス収支、投資収支など)が赤字転落したら、世界の金融市場は「双子の赤字」(財政赤字と経常赤字)と騒ぎ出す。日本は1980年に原油価格の上昇で経常収支が赤字(ドルベース)に陥って以降、年間での赤字はないが、13年下期、14年上期と連続で赤字だった。

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