黒田日銀に代わる官製相場 安倍政権がすがる「かんぽマネー」

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 市場は疑心暗鬼になっている。日銀が10月31日に金融緩和“黒田バズーカ2”を放って以降、株価はほぼ一本調子で上昇を続けてきた。

 日銀やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の買い支えがある限り、暴落は起きないと兜町はタカをくくっていたが、状況は一変。安倍政権とタッグを組んでいたはずの黒田日銀が、買い支えをやめたのだ。

「今月10日に日経平均が一時500円以上も下がったのに、日銀は日本株を買わなかった。表向きの理由は、年内の買い取り枠が残っていないからですが、来年の購入分を前倒しして投入するのは可能です。だから実情は安倍政権に対する意趣返しでしょう」(市場関係者)

 黒田総裁は来年10月の消費再増税を念頭に追加金融緩和を実施したのに、安倍首相は増税の先送りを決めた。


「黒田総裁はおそらく怒り心頭です。安倍政権の命綱である株価維持策に反旗を翻した可能性が高い」(株式評論家の倉多慎之助氏)

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