“自己救済”で手記出版 「酒鬼薔薇聖斗」の大人げない執筆動機

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 巻末では無断で本を出したことを被害者の遺族に謝罪し、〈自分の過去と対峙し、切り結び、それを書くことが、僕に残された唯一の自己救済であり、たったひとつの「生きる道」でした〉と出版の動機を語っている。

 出版元の太田出版によると、本の企画は3月に始まったという。

「彼(少年A)と会って原稿を見せてもらい、文章力の高さに感心させられました。この3年間、仕事もせずに原稿執筆に没頭していたそうです。殺害の描写が少ないのは遺族への配慮もあるでしょうが、自分がなぜ罪を犯したかを書きたかったようです。初版は10万部で、人を介してご遺族にも献本しました。数字は明かせませんが、印税は10%ではありません。本人が経済的なつぐないをしたいと言っていたので、印税の一部をご遺族に渡すことも考えられます」(担当編集者の落合美砂氏)

 ただし、淳君の父親は10日、「(今回の出版は)私たちの思いを踏みにじるもの。文字だけの謝罪であり、遺族に対して悪いことをしたという気持ちがない」と批判した。

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