日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

答弁と矛盾…“戦争法案”守護神と化した高村副総裁の二枚舌

 国民に広がる「安保法案は違憲」の“火消し役”に乗り出した自民党の高村正彦副総裁(73)。「憲法と集団的自衛権の解説ならオレに任せろ」と出張ってきたが、14日のNHK「日曜討論」では野党の集中砲火を受けてシドロモドロになった。

「自衛のための必要な措置が何であるか考え抜く責務がある。これを行うのは憲法学者でなく我々のような政治家だ」

 11日の衆院憲法審査会で、こう強弁した高村副総裁。きのうのNHKでも、59年の「砂川事件の最高裁判決」をもとに同様の主張を繰り返したが、野党側から「判決は集団的自衛権が日本にあるとは一切言っていない。曲解している」と攻められるとタジタジになった。

 追い詰められた高村副総裁は「(砂川判決は)個別も集団もいっていない」「合わせて一本」……などとゴニョゴニョ。しまいには「今度の法案には個別とも集団とも書いてないんですよ」と逆切れし、野党議員の失笑を買う始末だったが、論理破綻はムリもない。過去の国会で、現行憲法下で集団的自衛権の行使を強く「否定」していたのは、他ならぬ高村副総裁本人だったからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のニュース記事