五輪エンブレム問題で上から目線 武藤敏郎事務総長の“素性”

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 この男に任せていて大丈夫なのか。

 東京五輪のエンブレム問題で、会見した大会組織委の武藤敏郎事務総長(72)。「どこかで見たことがあるなあ」と思った人も多いだろう。旧大蔵省出身で、何度も日銀総裁候補に挙がった人物だ。霞が関では知らないものはいない。

 1966年に東大から大蔵省入り。1990年代前半に問題となった「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件では、責任を取らされ降格になったこともある。だが、森喜朗政権下で、事務次官を務めた。08年には日銀総裁に昇格する予定だったが、当時のねじれ国会で民主党の反対で頓挫。13年にも候補に挙がったが、結局、総裁にはなれなかった。

 金融ジャーナリストの小林佳樹氏はこう言う。

「武藤氏は長野厖士、中島義雄の2氏と並んで、旧大蔵省の『花の昭和41年組』です。智謀の長野、行動の中島、バランスの武藤といわれました。その出世レースの中で、最後まで生き残ったのが武藤氏です。森元首相とは30年来の仲で、昨年、大会組織委の事務総長に抜擢されています」

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