15日公聴会…最後まで首相の都合で進む「安保法案採決」日程

公開日: 更新日:

 最後まで自分の都合か。安保法案の採決の前提となる中央公聴会が15日に開催されることが決まり、与党は翌16日の参院平和安全法制特別委員会で採決、その日の参院本会議に緊急上程し、可決、成立させる方針だが、このタイミングに落ち着いたのは、安倍首相の“事情”が大きく影響している。

 野党は、ヤマ場の安保法案を巡って、審議拒否や首相の問責決議案などで揺さぶり、徹底抗戦する構えで、採決できずに19日からの連休に入れば今国会中の法案成立が難しくなる。

 野田聖子前総務会長が総裁選出馬を断念したことで、総裁選は無投票再選が決まったが、立候補して選挙戦になっていれば開票は20日で、ヤマ場の安保法案の審議と選挙戦がぶつかるのだ。一方、安倍首相は連休明けに国連総会出席のため訪米することが決まっている。

 そんな事情から、安保法案をゴリ押しするにはこのタイミングで公聴会を開くしかなく、そのためにはどうしても無投票再選が必要だったのだ。国民が各地で安保法案反対のデモを開いているというのに、そこまで強行するのは国民無視も甚だしい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山口達也再逮捕の裏に“臨時収入”か TOKIO再結成は完全消滅

  2. 2

    巨人FA補強に浮上する「第3の男」 菅野メジャー流出濃厚で

  3. 3

    8歳で来日したサヘル・ローズさん 母と日本で極貧の日々も

  4. 4

    つるの剛士Twitter「リスト」流出 ネットがザワついた中身

  5. 5

    斎藤幸平氏 ウィズコロナで考える“資本主義ではない”社会

  6. 6

    もし万が一、照ノ富士2場所連続Vなら大関復帰させてやれよ

  7. 7

    箱根駅伝は無観客開催…背後に透ける「傲慢とカネと宣伝」

  8. 8

    松岡茉優 初主演「カネ恋」好発進も気の毒な“3つのハンデ”

  9. 9

    阪神には行きたくない 糸井2世も敬遠する球団の構造的欠陥

  10. 10

    巨人余剰戦力「ロッテ澤村に続け」とトレード志願が殺到中

もっと見る