TPP交渉に首藤信彦氏「日本はイカサマ麻雀にハメられた」

公開日: 更新日:

米、カナダ、メキシコはグル

 4日間も延長し、「大筋合意」したとされるTPP交渉。安倍首相は「国家百年の計」「国益にかなう最善の結果を得た」と悦に入り、大マスコミは〈巨大経済圏の誕生〉〈参加12カ国の経済活性化〉と手放しでホメちぎっているが、真に受けたらダメだ。衆院議員時代からTPPの危険性を指摘し、米アトランタで開かれた閣僚会合をウオッチした反対派の急先鋒、TPP阻止国民会議事務局長の首藤信彦氏は、「安倍政権はTPPの罠に見事に引っかかり、タヌキの葉っぱを買わされた」と断じる。

――甘利TPP担当相が行司役として「大筋合意」をまとめたと伝えられています。

 甘利大臣は行司すらやってませんし、日本は交渉なんかしていません。他国は2国間協議で丁々発止やりあっているのに、日本は蚊帳の外だった。日本の交渉団メンバーは所在なさげに街中をぷらついたり、近くのホテルでコーヒーを飲んで時間を潰すありさまだったんです。アトランタ会合は猿芝居、つまりヤラセだった。開催前から内閣府が自民党議員や農業関係団体などに「必ず決めますから、ぜひ現地入りしてください」と触れ回っていたんです。おかしな話でしょう。自動車の原産地規制をはじめ、新薬のデータ保護期間や農産品など、問題は山積みなのに。前回のハワイ会合から2カ月足らず、たった2日間でまとまるなんて考えられない。「大筋合意らしきモノ」をつくりたかった日本の強い働きかけで形式的に集まっただけだったんです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    東山紀之は結婚報告会見で妻・木村佳乃の名を出さなかった

  2. 2

    Koki,世界モデル挑戦へ キムタク残し母・工藤静香と移住か

  3. 3

    二階幹事長と麻生氏に国民の怒り爆発!怨嗟の16万ツイート

  4. 4

    キムタクと交際の噂があった“かおりん”直撃 9年近い交際

  5. 5

    ジュニア「22歳定年制」導入 “ポスト木村拓哉”だったT君は

  6. 6

    コロナ患者退院後12.3%死亡の衝撃 回復しても3割が再入院

  7. 7

    松本潤「どうする家康」でNHKが狙う“ALLジャニーズ時代劇”

  8. 8

    NHK桑子真帆アナに“超肉食系”報道…結婚には完全マイナス

  9. 9

    “下り坂”FA田中「年15億円要求」欲張りすぎ…8億円が妥当

  10. 10

    コスパ最高…フワちゃんの独走でおバカタレント“廃業危機”

もっと見る