マンション暴落危機 旭化成データ公表延期で疑心暗鬼に拍車

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 旭化成建材による杭打ち工事のデータ改ざん問題は、底なし沼の様相だ。30日は、3年前に改築工事が行われた東京都江東区立中学の校舎でも転用が明るみになった。データ流用の発覚は北海道2件、横浜2件に続いて5件に増えた。

 親会社の旭化成もパニック状態だ。旭化成建材が過去10年間に行った杭打ち工事3040件の調査の進捗状況をきのう公表する予定だったが、夕方になって急きょ中止を決定した。よほど読みが甘かったのか、手に負えないほど不正物件数が膨れ上がったのか。

「元請け建設会社との確認が難航し、まず国交省に報告すべきところ、それが不可能な状況になってしまい、今回の公表は取りやめになりました。いつ公表できるかは現時点では分かりません」(旭化成広報室)

 横浜の傾斜マンションを担当した契約社員が関与した9都県41件の調査については、予定通り11月2日に公表するという。もともと旭化成は、この契約社員にすべての責任を負わせようとしてきたフシがある。

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