安倍官邸やりたい放題 国民の年金資金で企業にアメとムチ

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経済財政諮問会議で問題発言

 国民の年金を一体何だと思っているのか。

 先月27日に官邸で行われた経済財政諮問会議。2日に公表された議事要旨によれば、メンバーのひとり、サントリーHDの新浪剛史社長が、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)について発言しているが、その内容は驚くべきものだった。

 安倍首相の“ブレーン”新浪氏の発言はこうだ。

〈GPIFが機関投資家に運用委託をしているので、機関投資家に対して働きかけ、投資先が必要以上にキャッシュを持っているのであれば、例えば3年以内に設備投資するのか賃上げするのか、どうするか決めさせる。決めないのであれば、配当で戻させ、そして、別に成長するところにお金を回す。そうした具合にGPIFを活用するということも、大いに効果があるのではないか〉

 要は、安倍政権の意向を聞く企業にはカネを出すが、言うことを聞かなければカネを引き揚げると言っているのだ。しかも、安定的に運用すべき年金を、このような乱暴な使い方をしていいわけがない。だいたい、GPIFが運用する年金資金は国民にとって、大事な老後の生活費だ。安倍政権のサイフにされてはたまらない。

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