普通では落ちない機体が…空自機「墜落原因」に深まる謎

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「U125は戦闘機のように高速飛行をすることもなく、整備もそれほど複雑ではありません。普通では墜落することのない機体です。あくまで想像ですが、気象の影響でもないとすると、機長の操縦ミスが原因かもしれません。著名な登山家が遭難死するように、どんなベテランパイロットでも計器を使わない有視界飛行には限界があります」

 現場となった鹿屋航空基地周辺は標高1000メートルを超える山が連なり、“飛行注意地帯”とされる地域だが、消息を絶つ寸前、行方不明機は約880メートル上空を飛んでいたという。

「墜落したジェット機は航空自衛隊入間基地の所属です。空自の基地は茨城県の百里、石川県の小松など全国にありますが、いずれも飛行目的の基地のため、基本的に周辺は見通しがいい。しかし、戦前は特攻隊の最大拠点だった鹿屋基地は、海上自衛隊が運用しています。鹿児島湾に向かって真っすぐ飛行できますが、後方は険しい山々に囲まれています。空自所属の隊員にとっては慣れないエリア、不慣れな飛行だったのでしょう。現時点ではU125の救難信号の発信も確認されていない。雲に隠れた山に気づいた時は手遅れで、急旋回することも、SOSを出す余裕もなかったのかもしれません」(世良光弘氏=前出)

 殉死した隊員のためにも原因究明が急務だ。

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