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養鶏協会からTPP裏金疑惑 森山農相の“万引き犯”的発想

 またも安倍政権の閣僚に裏金疑惑だ。28日、森山裕農相が「日本養鶏協会」の栗木鋭三会長(当時)から「餞別」として現金20万円を受け取ったことを会見で認めたのだ。

 TPP対策委員長だった昨年9月、TPP交渉の米アトランタ会合に出かける前日、議員会館で現ナマを授受したという。TPP対策委員長代理だった宮腰光寛衆院議員と西川公也元農相も現金の受領を認めたが、3人とも「すでに返金して問題ない」と開き直っている。トンデモない話だ。

 養鶏協は国から毎年約52億円もの補助金を受けている団体だ。政治資金規正法は補助金交付企業・団体が政治活動に寄付することを禁じているが、問題はそれだけじゃない。疑惑をスッパ抜いた「週刊朝日」は、贈収賄事件の可能性を指摘した。鶏卵はTPP交渉で関税が撤廃されると国内生産量が17%減少する恐れがあり、養鶏協は農水族の重鎮にワイロを渡すことで、締結後にTPP対策予算から補助金を得る狙いがあったのではないかというのだ。

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