刺し身のツマ買えず…豊洲新市場「青果棟」は“陸の孤島”

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 早朝の忙しい時間帯に、これだけの長距離を行き来するのは現実的なのか。

「どう考えても無理です」と一括するのは、築地の仲卸で働く中澤誠氏(東京中央市場労組執行委員長)だ。

「トラックでアンダーパスを走るといっても、どれだけ時間がかかるか分かりません。アンダーパスとは別に設置された『歩行者用デッキ』を徒歩で往復しても、30分はかかってしまう。築地では、青果売り場から仲卸売り場までの距離は十数メートルですから、容易に行き来できます。刺し身のツマを買い忘れたお客さんにも、すぐに対応できます。豊洲は、市場としての機能を備えていません。失格です」

 床が抜ける恐れがあり、海水が流せないおかげでコバエがたかる――“欠陥”続出の豊洲では、もう青果は諦めるしかない。

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