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トランプ“暴言”封印 米大統領選TV討論会初対決で差つかず

 最初の直接対決は、双方とも「決定打」も「致命的なミス」もなく優劣つかず――。約40日後に迫った米大統領選に向けて民主党候補のヒラリー・クリントン(68)と共和党候補のドナルド・トランプ(70)が26日夜(日本時間27日午前)、ニューヨーク州ヘンプステッドのホフストラ大学で、第1回のテレビ討論会を行った。

 テレビ討論会は全部で3回行われる。女性初の大統領候補であるヒラリーと過激な発言で知られる不動産王のトランプの初の直接対決に世界中の注目が集まり、約1億人が視聴したとみられる。過去最多の1000人の報道陣が見守る中、「米国の進路」「繁栄の達成」「米国の安全確保」という3つのテーマを巡り、激論を交わした。

 徹底的な準備を行ったと報じられたヒラリーは、すべての質疑応対が「想定内」だったようで、あらゆる質疑応答に人工的な笑みを浮かべ、一貫して沈着冷静な態度を崩さなかった。一方、トランプも下品な暴言は封印。口をはさむ場面はしばしば見られたが、ヒラリーの発言を邪魔することはなかった。それでも、米メディアは「大統領選としては珍しくケンカのような騒々しい討論会だった」と批評した。

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