慎太郎氏に“隠し玉” 百条委にドン内田氏喚問要求で大逆襲

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■批判の矛先をそらさせる「作戦」

 内田都議には、「談合疑惑」も浮上している。09年の都議選に落選後の10年、電気設備工事を手掛ける「東光電気工事」の監査役に就任。同社が後に豊洲の電気工事を38億円で受注したことが報じられた。非自民の都議も「豊洲の土壌汚染対策工事や建設工事を巡る談合疑惑は、まだくすぶっている。必要ならば内田氏の喚問も検討する」と言った。“ドン喚問”の大義は十分に成り立ち得るのだ。

 慎太郎氏に“ドン喚問”を求められれば、自民都議はみな真っ青だ。都政に詳しいジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「自民都議が、事実上のトップである内田氏の首を差し出すとはとても思えません。自らの政治家生命を危険にさらすことにもなるからです。とはいえ、『内田氏を喚問すべし』と世論に火がつく可能性もある。喚問を却下すれば、『やっぱり自民はヤル気がない』と猛反発を招くことになるでしょう。最悪、批判の矛先が自民に向き、都議選で大打撃を受けることも考えられます」

 “ドン喚問”を許すか否か――自民は立ち往生することになる。慎太郎氏は今ごろほくそ笑んでいるのかもしれない。

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