小池知事が墓穴 「都民F」代表就任は都議選で凶と出る

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 幕開けを告げるファンファーレは華々しく鳴り響かなかった。小池劇場の“最終章”ともいえる都議選の投開票を1カ月後に控え、1日、都内のホテルで開かれた「都民ファーストの会」(都F)の総決起大会。会場には1000人ほどが集まったが、小池都知事を誕生させた昨年の知事選のような熱気は感じられなかった。

 会場が大きく沸いたのは、小池知事が「本日、自民党に離党届を出させていただいた」と挨拶した瞬間くらい。この日は都議会定例会で所信表明があり、毎週金曜の定例会見も1日前倒し。夕方のニュースに合わせた決起集会で都Fの代表に就任、そのために離党届を提出――。これだけ集中的に話題を提供すれば、電波ジャックの“小池デー”になると計算したのだろうが、もくろみ外れ。メディアの騒ぎ方は想定以下の静けさだった。

「もともと組織がない政党だし、頼みの無党派層は決起大会などに来ない。自公両党の決起集会と同じようにはいかないにしても、少し物足りない感じがしました。知事選では、グリーンの服を身に着け、自民党と“都議会のドン”を攻撃していれば、どんどん支持が集まった。今回の都議選はそうもいかず、メディアもトーンダウン。小池知事が、決起大会を機に顧問の立場から代表に就いたのも、自分が全面的に選挙の顔になるしかないところまで追い込まれている証拠。投票日まで、いろいろ仕掛けてくるのでしょうが、小池人気をV字回復させる策があるとも思えません」(政治評論家・有馬晴海氏)

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