「5月か9月移転」明言も 小池知事側近が反対派分断工作

公開日:

 結局、「決められない知事」との批判をかわすためだけの生煮え案に過ぎなかった。都議選の告示日の直前に、小池都知事が唐突に打ち出した「市場両立」の基本方針、「豊洲移転・築地再開発」案。小池知事も都民ファーストの候補も都議選の街頭演説ではこの問題にはほとんど触れなかった。

 会見のたびに財源や工期などを聞かれても、小池知事は「ベストな解決策を求めていきたい」などと具体策の明言を避け、真正面から答えない。7日の定例会見でも「今後どのようなスケジュールで、どういうプロセスでいつ頃をめどに具体的な計画を収支も含めて示すのか」との質問が飛んだが、小池知事は「関係局長会議に、できるだけ早くスケジュールと共に内容を詰めるよう指示した」と語るにとどまった。

■スケジュール明言で反対派に圧力か

 完全な逃げ腰は、両立案が苦し紛れの弥縫策、中身ゼロの都民へのゴマカシである証拠だが、小池知事の最側近はどういうわけか、築地市場の一部業者に豊洲移転の具体的日程を言いふらしているという。発言の主は東京都特別顧問で、市場問題プロジェクトチーム座長の小島敏郎氏だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  2. 2

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  3. 3

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  4. 4

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  5. 5

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  6. 6

    大坂なおみが目指すWTAファイナル “超VIP待遇”の仰天全貌

  7. 7

    「黄昏流星群」も フジドラマ放送前に打ち上げ続々のワケ

  8. 8

    高校68本塁打 早実野村プロ入り決意の裏にソフトB王会長

  9. 9

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  10. 10

    “猫の目”打線にも順応 ソフトB中村は打順を選ばぬ仕事人

もっと見る