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「神戸」vs「任侠」抗争 次に狙われるのは淡路島の本部か

「何のため?」と首をひねった人もいるだろう。

 今月12日、神戸市長田区で「任侠山口組」の織田絆誠代表が襲撃され、警護役の組員(44)が銃撃で死亡した事件。兵庫県警は敵対する「神戸山口組」の「山健組」傘下組織組員・菱川龍己容疑者(41)を指名手配した。

 不可解なのが、かばんの存在だ。16日に同市北区の歩道で回転式拳銃2丁と菱川の身分証が入ったかばんを通行人が見つけ、110番通報した。なぜ人目につく場所に置かれていたのか。

「警察のガサ入れを免れるためです」とは元兵庫県警刑事で作家の飛松五男氏だ。

「襲撃に使った銃が見つからない場合、警察は山健組の事務所を捜しますが、銃が出てきたからにはその必要性は低くなる。おそらく実行犯は組織を守るためにわざと拳銃を捨てたのでしょう。もうひとつ考えられるのは菱川容疑者が自分の命を守ろうとした可能性。ヤクザ抗争では過去に何度も襲撃犯が口止めのために殺されています。身分証から自分の名前が公になれば、仲間に始末される危険がなくなると計算したと思います」

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