高橋乗宣
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高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

日本の将来危うい 有権者はリベラル派の決起に感謝すべき

公開日:

 小池百合子都知事とは、つくづく上昇志向の強い女性だなと思い知らされる日々である。彼女が代表を務める希望の党は衆院定数の過半数に届く233人以上の候補擁立を目指す。3日に1次公認候補192人を発表したが、この先、どれだけ候補を積み上げることができるのか。

 現在の停滞する政治状況下で、新たな動きを求める有権者は多い。このまま選挙に突入すれば、今年の都議選のような圧勝とはいかなくとも、希望はかなりの議席を稼ぎ出しそうだ。

 その場合、票も議席も奪われるのは自民党だ。自民党には2世、3世議員が掃いて捨てるほどいる。岸信介元首相の孫が首相の座に納まっていること自体が象徴的だ。

 希望の躍進で、世襲議員がはびこる政界の閉塞感を打破する可能性に期待する向きもあるだろう。だが、問題はその後の日本の将来にどのような影響を与えるかだ。

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