北が異例の大抜擢 金正恩は妹・与正を“後継”に据えるのか

公開日: 更新日:

 異例の大抜擢だ――。

 金正恩の妹・金与正が政治局員候補に選出されて注目されている。これまで裏方仕事をつとめていたが、党の政策を決定する要職に昇進。表舞台に出てきたことになる。

 気になるのはなぜ、この時期に正恩が妹を抜擢したかだが、そこには抜き差しならぬ事情があったようだ。米国のトランプ大統領は正恩を「ロケットマン」と呼んで舌戦を繰り広げてきた。5日には「嵐の前の静けさだ」と発言。さらにツイッターに「役に立つ手段はたった一つだ」と書き込んで軍事攻撃を示唆し、北を牽制した。こうしたトランプの挑発行為が正恩を妹の起用に向かわせたというのだ。

「正恩はもう妹しか信用できなくなっているのでしょう」とは朝鮮半島情勢に詳しい国際ジャーナリストの太刀川正樹氏だ。

「恐らく、金正恩も北朝鮮の幹部も戦争への危機感を強めているはずです。軍事衝突の危機を前に約200人とされる幹部の忠誠心は低下しているといいます。戦争が起きたら、地下トンネルを使って真っ先に中国へ逃げる可能性がある。ただでさえ、他人を信用せず粛清を重ねてきた金正恩は疑心暗鬼に陥っていておかしくない。結局、信用できるのは妹しかおらず、抜擢したのでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    キムタク長女が破局 ハンパが許せなかった工藤静香の怒り

  2. 2

    “手越砲”被弾のAKB柏木由紀 アイドル道と強心臓に揺ぎなし

  3. 3

    グロッキーな安倍首相 小池知事の“夏休み妨害”に怒り心頭

  4. 4

    ドラフト目玉 中京大中京・高橋宏斗お受験にプロやきもき

  5. 5

    南野陽子再ブレーク!「半沢直樹」で狙いのねっとり関西弁

  6. 6

    「半沢直樹」新ステージは“vs東京乾電池”柄本明より注目は

  7. 7

    野党「合流新党」は150人規模の勢力に 分裂期待の自民落胆

  8. 8

    軽率さ変わらぬ石田純一 東尾理子に見放され離婚へ一直線

  9. 9

    綾瀬はるか熱愛報道から1カ月 周辺でハプニング続々のナゼ

  10. 10

    「球界の小泉純一郎」古田敦也のヤクルト監督復帰はある?

もっと見る