平昌五輪参加で揺さぶり 北が狙う「米韓分断」作戦の成否

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 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の主導で韓国との南北連絡チャンネルが3日、1年11カ月ぶりに再開した。金正恩が新年の辞で口にした平昌五輪(2月9日開会)への参加意向を受けたもので、五輪成功が最重要課題の韓国の文在寅大統領は「北が我々の提案に応じたことを評価、歓迎する」と表明。南北高官級会談の9日開催に向けて動いている。唐突に態度を軟化させた金正恩の狙いは米韓の分断だ。

 金正恩は元日に発表した新年の辞で平昌五輪について「民族の地位を高める。この大会の成功を心から望む。代表団の派遣も十分に可能だ」と言及。北朝鮮はフィギュアスケート・ペアの五輪出場枠を得たものの、出場意思を示さなかったが、29日までの正式登録で参加は可能だ。そこで金正恩はこの問題を協議するため、南北の担当者が早期に会う必要性を強調。韓国が即反応し、連絡チャンネル再開や高官級会談へとつながった。しかし、金正恩が純粋に五輪成功を願っているとは思えない。

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