森友新資料から見えた 昭恵夫人の関与で財務省の対応豹変

公開日: 更新日:

 森友学園への国有地売却問題で、財務省が国会に提出した新資料。300ページもの文書からは、安倍昭恵夫人の学園への関与が、財務省を豹変させたことが読み取れる。

 学園と国は2015年5月、国有地の定期借地契約を締結。その交渉過程の3月31日の「法律相談書」にはこうある。
<「無理に本地を借りていただかなくてもよい」と投げかけることも考えている>

 つまり、森友がややこしい相手ならば、突っぱねることも検討しているのだ。ところが、同年12月1日付の「相談書」にはこうある。
<予算を必要とする不動産鑑定士の鑑定評価まで行った後に学校法人が買わないとする結果にならないよう売買金額については、できる限り学校法人との事前調整に努めるものとする>

 何としても森友が買えるよう前のめりだ。何がそうさせたのか――。同年9月、昭恵夫人は森友の幼稚園で講演し、小学校の名誉校長に就任。11月には首相夫人付内閣府職員の谷査恵子氏が、籠池理事長の要望を受け、財務省に問い合わせ、籠池氏にFAXで回答した。その翌月に財務省の対応が一変したのだ。

 13日の衆院予算委で、追及した希望の今井雅人議員に、太田充理財局長は「4月の時点前もこの話が前に進むように努力している部分がたくさんある」と苦しい答弁。言い訳ばかりだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    セイン・カミュは事務所独立問題がこじれ芸能界から消えた

  2. 2

    台風被害はそっちのけ…安倍自民“無能幹部”の呆れた実態

  3. 3

    “タブー”だった事務所移籍 安室奈美恵はなぜ成功したのか

  4. 4

    森田健作知事 元タレントなのに災害対応で存在感ゼロの愚

  5. 5

    お台場の海はなぜ汚いのか 水質を知り尽くす港区議が警鐘

  6. 6

    醜聞だらけ “火薬庫大臣”田中和徳の初入閣に地元もビックリ

  7. 7

    CMや配信で復活の兆しも…「のん」が干された決定的な理由

  8. 8

    田原俊彦が干された真相…「BIG発言」だけではなかった

  9. 9

    汚染処理水発言で物議 何でも屋は農業や社会保障も実績0

  10. 10

    楽天平石監督の退任騒動とヤクルト小川監督辞任の“点と線”

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る