沖縄の現状に思い寄せ アニメ巨匠・高畑勲監督の“遺言”

公開日:

 肺がんのため5日に死去した、日本を代表するアニメーション監督・高畑勲さん(享年82)。終戦前後の混乱を生きる兄妹を描いた「火垂るの墓」などメッセージ性のある作品が多く、反戦・反核の人だったが、とりわけ強い思いを寄せていたのが沖縄の現状である。

 高江の米軍ヘリパッド建設の中止を求めて米大統領へ送った公開書簡の賛同者に名を連ねたり、ヘリパッド建設の警備に警視庁が機動隊員を派遣したことを「違法な公金支出」だとした住民訴訟の原告団にも加わった。

 2015年12月に沖縄大学で講演した際には、辺野古の新基地建設について「許し難いひどい話」、沖縄県に米軍基地の負担が集中していることについて「後ろめたい」などと話していた。琉球新報のインタビューでこう語っている。

「沖縄と政府は裁判になっているが、(沖縄は)当然のことをしている。私としては全部支持する」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロシア専門家が警鐘「北方領土問題進展は日本側の幻想」

  2. 2

    火野正平との醜聞が話題に 元祖バラドル小鹿みきさんは今

  3. 3

    ソフトバンクを襲った“3重苦” 上場延期説が市場を駆け巡る

  4. 4

    お笑い界追放か とろサーモン久保田の“有名だった酒グセ”

  5. 5

    魔性の女が復活…「あな渡」は“荻野目慶子劇場”と化した

  6. 6

    30歳でNHK朝ドラ主演 戸田恵梨香ついに“後輩”に追いついた

  7. 7

    市場が警戒する「危ない21社」 GC注記は半年前から2社増

  8. 8

    暴言騒動の久保田&武智…“じゃない方”はブレークの好機か

  9. 9

    売り出し価格1500円 ソフトバンク株は買いか専門家に聞く

  10. 10

    実力は和牛でも…霜降り明星「M-1優勝」のメンタルを分析

もっと見る