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米朝会談中止で揺さぶり 金正恩“ドタキャン外交”の勝算

 史上初の米朝首脳会談を1カ月後に控えた北朝鮮が揺さぶりをかけ始めた。板門店宣言を受けてセットされた南北高官協議を16日、ドタキャン。米国が垂れ流す非核化プロセスに猛反発し、米朝会談の中止をにおわせた。拘束された米国人3人の解放に成功し、11月の中間選挙に向け意気揚々と突っ走ろうとするトランプ大統領は出はなをくじかれた格好だ。したたかな金正恩朝鮮労働党委員長は、どういう腹積もりなのか。

 北朝鮮が一方的に南北協議の「無期延期」を通告した理由に挙げたのが、11日から実施されている米韓合同空軍演習「マックスサンダー」だ。朝鮮中央通信を通じて「軍事的挑発だ」と非難したため、米韓は核搭載可能な米軍のB52戦略爆撃機の訓練参加を見送った。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう言う。

「B52は平壌を一瞬で火の海にする破壊力がある。北朝鮮情勢が緊迫するたびに米軍が朝鮮半島に飛ばした経緯があり、金正恩委員長は相当な恐怖心を抱いています。それに、北朝鮮の防空網を突破できるステルス戦闘機F22が昨年末の演習より多く投入されたのも気に食わないはず。これまでは、どれほど騒いでも歯牙にもかけられませんでしたが、今なら米朝対話を人質に要求をのませることができると踏んでヤリ玉に挙げたのでしょう」

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