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南北閣僚級会談が中止に 北は米朝首脳会談の取りやめ示唆

 北朝鮮のお家芸、瀬戸際外交が復活か――。北朝鮮は米韓空軍が開始した共同訓練「マックスサンダー」を強く非難し、16日予定していた韓国との閣僚級会談を中止すると発表。さらに6月12日に迫った米朝首脳会談についても、取りやめを示唆し、トランプ政権に揺さぶりをかけてきた。北朝鮮国営の朝鮮中央通信が16日未明、発表した。

「マックスサンダー」は米韓空軍が今月11日から2週間の日程で行っている定例の共同訓練で、戦略爆撃機B52や最新鋭ステルス戦闘機F22など約100機が参加している。同通信は、米韓訓練について「北朝鮮への空中からの先制攻撃と制空権掌握を目的としている」と批判。「南北首脳会談での共同宣言に対する露骨な挑戦で、良い方向へと発展する朝鮮半島情勢の流れに逆行する意図的な軍事的挑発だ」と強く反発した。

 そのうえで、16日に予定していた南北の閣僚級会談について「険悪な情勢下では中止の措置をとらなければならなくなった」として中止を表明。さらに、米国に対しても「日程に上がっている米朝首脳会談の運命について熟考すべきだ」と牽制した。もっとも、これで米朝融和ムードが一気におじゃんになるかといえば、そうでもなさそうだ。

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