相手を怒らせてでも突っ込んで聞くのが真のジャーナリスト
「権力から敵視されないようなジャーナリストはジャーナリストではない」(佐高信・評論家)
これは14日の「サンデーモーニング」(TBS系)での佐高さんの言葉。
佐高さんは続ける。
「仲良くしていることが名誉みたいに書いている人が多すぎる」と。
だよねぇ。あの方と嬉々として一緒に寿司を食いに行ったり、しゃぶしゃぶを食べに行ったり。それを取材だという輩がいるけれど、聞けるのは相手側が流して欲しい情報だけ。それは取材ではなく、権力者の広報だってーの。
大抵、多くの国民が知りたい疑問は、権力者が答えたくないから嘘をついてごまかしていたり、質問から逃げ回っていたりするもの。
そういうことを、相手を怒らせてでも聞いてくるのが、本物のジャーナリストだとあたしも思う。
会食の席で、相手を怒らせるような突っ込んだ質問をしているとも思えず。覚えめでたく、また次の会食も呼んでもらうのが、この国でのジャーナリストとしてステータスだったら、終わってる。