コメも物価も勘弁してくれ! 自民党“内ゲバ”の間にも庶民の懐はヘタる一方

公開日: 更新日:
着々と延命工作(石破首相と森山幹事長)/(C)日刊ゲンダイ

 国民置き去りの政争を繰り広げている自民党。誤報を認めたくないので、そんな政局を煽る大メディア。その間にコメは上がるし、消費者物価も青天井。石破首相は周囲に愚痴っているらしいが、「冗談じゃない」と怒りの庶民。

  ◇  ◇  ◇

 自民党が大敗を喫した参院選の投開票日から1カ月以上が経つ。衆院に続き、参院でも少数与党に転落。それでも石破首相が「比較第1党の議席を維持した」として続投を表明したその日から退陣を求める「石破おろし」がやむことはない。

 衆参両院の選挙で敗北した政権与党のトップが責任を取らずに続投を宣言するのは前代未聞。とはいえ、反石破派と続投容認派は共に決め手に欠き、党内抗争に終わりは見えない。そんな「コップの中の争い」が、さらに引き延ばされる可能性が高まっている。 

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