JR福知山線脱線事故 遺族の大森氏「娘の死無駄にしない」

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 2005年4月25日午前9時18分ごろ、兵庫県尼崎市のJR福知山線のカーブで快速電車が脱線し、運転士と乗客106人が死亡、562人が重軽傷を負った。業務上過失致死傷罪で強制起訴されたJR西日本の歴代4社長は、昨年最高裁で無罪が確定。事故で長女の早織さん(当時23)を亡くし、「組織罰を実現する会」の代表を務める大森重美さん(70)は、その後どう過ごしているのか。

「長女は2年間不妊治療した上にできた子で、話すより先に『夕焼け小焼け』の歌を最初に覚えるほど歌の好きな子だった。声楽家になるため、大学院に進学し、この日は卒業アルバムの整理のために電車に乗りました」

 テレビのニュースで事故に巻き込まれたと直感した妻が、娘の携帯に電話したがつながらなかった。

 大森さんは、妻からの電話で現場に駆け、その後、事故から4日間、本部になった尼崎体育館で実感のないまま夫婦でひたすら長女を待ち続けたという。

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