高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

沖縄県の玉城デニー知事が安倍政権に抗する手段はあるか

公開日:

 玉城デニー知事が誕生してから初めて沖縄を訪れ、県議、記者、元選対幹部、経済人など要路の方々と集中的に懇談した。

 周知のように玉城は、9月の県知事選で自公候補に約8万票という前例のない大差をつけて勝利した。しかし、安倍政権は、その「辺野古基地建設ノー!」の圧倒的な民意を一切無視して工事を再開し、世界自然遺産に値する美しい海に大量の土砂を投入する作業を本格化させようとしている。それに対して、新知事が有効な対抗手段を打ち出せるのかどうかが私の関心事だが、結論を先に言えば状況はかなり厳しい。

 翁長雄志前知事は長く那覇市長を務めたという行政経験があり、県政界や県庁内外に広い人脈もあった。それに対して玉城は、有能な政治家ではあるが行政の長としては未知数であり、県内の人脈も薄い。極端に言えば槍ケ岳の頂上に落下傘で降り立ったような格好で、身辺の幹部人事さえ前知事のものをほぼ継承していて自前で固めきれているとは到底言えない。

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