朴承珉
著者のコラム一覧
朴承珉韓国在住ジャーナリスト

韓国在住ジャーナリスト。時事通信ソウル支局記者を経て、「文芸春秋」「週刊文春」のソウル特派員。長年、北朝鮮問題をウオッチ。平壌や開城工業団地、板門店、金剛山など7回以上北朝鮮入りして取材。日韓メディアに寄稿している。

肯定派と否定派で世論を二分 外国人労働者135万人の存在

公開日: 更新日:

 韓国の南端に位置する済州島に今年、中東のイエメンから難民が押し寄せた。1月から5月までに上陸したイエメン難民は500人超に上り、世論を動揺させた。多くがムスリムの彼らは、イスラム圏のマレーシアに長期滞在。滞在期間が切れると、クアラルンプールと済州島を結ぶ直行便に乗って次々に入国した。難民法を施行する韓国、中でも無査証地域の済州島行きを選んだとみられる。

 彼らはその後どうなったか。難民認定申請をした484人に対する審査が今月14日にすべて終了。法務部(法務省に相当)の済州出入国外国人庁によると、全3回の審査で難民認定したのはジャーナリスト出身の2人だけ。人道的配慮による滞在許可412人、不認定56人。申請取り下げや、出国したケースが14人だった。

 2015年にイエメンで内戦が勃発して以降、韓国にも難民が流入し、今年のケースを除いても全国で26人が難民認定されている。そのうち、済州島入りしたイエメン人は難民認定申請後、難民支援団体などが斡旋した漁業や養殖業、食堂などで職を得た。しかし、1次産業分野の作業が苦手な上、文化の違いから退職したり、解雇される事態が相次いだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    GACKT告白 浜田だけじゃない芸能界パワハラ&セクハラの闇

  2. 2

    自民・田畑毅氏離党か…永田町で飛び交う“女性醜聞”の中身

  3. 3

    また怪統計か 2018年「貯蓄ゼロ世帯」大幅改善のカラクリ

  4. 4

    トランプに平和賞?推薦した安倍首相に問われる“見識”<上>

  5. 5

    ローン嫌いは意外に多い 現金主義のメリットと得するコツ

  6. 6

    安倍政権にGDPカサ上げ疑惑 600兆円達成へ統計38件イジる

  7. 7

    3月の侍J入りも辞退 巨人に“丸効果”ジワリで指揮官も賛辞

  8. 8

    銀行口座は3つを使い分け 7年で1000万円貯めた主婦の凄腕

  9. 9

    日産の“暴君”と対決した元広報マンはゴーン事件をどう見る

  10. 10

    常盤貴子「グッドワイフ」も評判 “ネオ美熟女”はなぜ人気

もっと見る