近藤大介
著者のコラム一覧
近藤大介「週刊現代」編集次長

東大卒、国際情報学修士。講談社で中国を中心に取材を続け、現在「週刊現代」編集次長。明大講師も務める。新著に「未来の中国年表」。著書多数。

DNAに刻まれた「危機」は「危険+機会」に変換する対応力

公開日: 更新日:

 今年の中国経済を中国語で表せば、「雪上加霜」(雪の上に霜が加わる)だった。もともと悪化していたところに、米トランプ政権が追加関税をかける貿易戦争や、華為技術(ファーウェイ)などを標的にした技術覇権戦争を仕掛けてきたため、よろめいているのだ。

 だが、思えば、四方を海に囲まれたノホホン平和な日本と異なり、日本の26倍もある大陸で戦乱が絶えなかった中国は、古代から現在まで、危機の連続である。そのため中国人には、「危機=危険+機会(チャンス)」と捉えるDNAがある。よろめきながらも、常にチャンスを狙っているのだ。

 例えば、中国企業の中で、いま最大の逆風が吹いているのはファーウェイだが、スマホ分野のライバル会社のOPPOは活気づいている。第3四半期(7~9月)の世界シェアは、ファーウェイが2位の13.4%で、OPPOが5位の7・9%だ。日本の広告業界関係者が証言する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    GACKT告白 浜田だけじゃない芸能界パワハラ&セクハラの闇

  2. 2

    自民・田畑毅氏離党か…永田町で飛び交う“女性醜聞”の中身

  3. 3

    また怪統計か 2018年「貯蓄ゼロ世帯」大幅改善のカラクリ

  4. 4

    トランプに平和賞?推薦した安倍首相に問われる“見識”<上>

  5. 5

    ローン嫌いは意外に多い 現金主義のメリットと得するコツ

  6. 6

    安倍政権にGDPカサ上げ疑惑 600兆円達成へ統計38件イジる

  7. 7

    3月の侍J入りも辞退 巨人に“丸効果”ジワリで指揮官も賛辞

  8. 8

    銀行口座は3つを使い分け 7年で1000万円貯めた主婦の凄腕

  9. 9

    日産の“暴君”と対決した元広報マンはゴーン事件をどう見る

  10. 10

    常盤貴子「グッドワイフ」も評判 “ネオ美熟女”はなぜ人気

もっと見る