安井裕司
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安井裕司

1970年、栃木県生まれ。法大社会学部卒、バーミンガム大学国際政治学部博士課程修了、国際政治学博士。2013年から現職。14年以降、神戸ユネスコ協会理事としてカンボジア、ネパール、モンゴルなどで留学生とともにボランティア活動に従事し、フィールドワークを実施。日本経済大学教授。

【ベトナム】最低賃金が守られれば予想以上に押し寄せる

公開日: 更新日:

 昨年の臨時国会で大紛糾の末、強行採決で成立。外国人の単純労働者受け入れに大きくカジを切る改正入管法の施行まで残り2カ月を切った。新たな在留資格「特定技能1号、2号」を創設。当面アジアの9カ国から労働者を受け入れるが、送り込む側のお国事情はどうだろうか。初回はベトナムを取り上げる。

 2017年度に「技能実習生」制度を通じて来日した外国人のうち、半数に迫る45.1%(27万4233人)がベトナム人だ。この人の流れは新制度になっても変わらない可能性が高い。

 ベトナムから来日する方法は従来の「技能実習生」、大学などの「正規留学」に加え、今回の法改正で生まれる単純労働者枠の「特定技能1号」と3つに増える。このうち「正規留学」は日本語能力の壁が最も高い。バイト目的の“出稼ぎ留学生”の存在も指摘されてきたが、すぐに日本で働ける単純労働の道が開かれれば、多少なりとも影響が出るだろう。

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