安全保障で迫られる乏しい3択のリセットが日本の起点に

公開日: 更新日:

柳澤協二(元内閣官房副長官補)

 元号が変わったからといって、何かがリセットされるわけではない。世界は日本の都合で動いているわけではない。意味があるとすれば、天皇の代替わりに象徴される世代交代によって、経験に裏打ちされた国民意識が変化することだ。

 昭和は戦争と戦後復興を通じて、戦争はごめんだ、みんなで働いて豊かになるという国民意識を育んだ。平成は、戦争世代の退場と、働いても豊かになれない世代を生み出した。戦争への拒絶感が薄れ、社会が分断される時代となった。

 戦争の要因は、富と名誉と恐怖といわれている。富の不公正、人間の尊厳という名誉の喪失が、他者を排除し争いを生み出すもとになっている。トランプ大統領が掲げるアメリカ第一主義のように、富も名誉も自国で独占し、武力で恐怖を与えて強制する戦争要因のデパートのような政治がまかり通る時代である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西村まさ彦が“乳がん離婚宣告”報道に「ハメられた」と困惑

  2. 2

    “シースルー看護師”が懲戒処分撤回後にモデルに抜擢され…

  3. 3

    江角、滝クリ、国仲…“22歳差婚”武田真治の華麗なモテ遍歴

  4. 4

    コロナ利用の自分ファースト “女帝”圧勝の内幕と今後<前>

  5. 5

    “年の差婚”で武田真治は祝福され城島茂は…イマイチな理由

  6. PR
    在宅ワークにSOYJOYを激推ししたい理由

    在宅ワークにSOYJOYを激推ししたい理由

  7. 6

    緊急寄稿・石井妙子 小池再選を生んだメディアの忖度気質

  8. 7

    12時間以上粘り一八の話を聞き出すも…やっさんが顔に水を

  9. 8

    年金8兆円消えた…姑息GPIFが発表「今後失う」衝撃の数字

  10. 9

    渡部と東出の不倫で好機 田辺誠一&大塚寧々夫婦株が急騰

  11. 10

    木下優樹菜が活動再開から1週間足らず…芸能界引退の真相

もっと見る