立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。

板門店でも丸腰で 耳も目も疑った朝鮮人民軍中佐の言動

公開日: 更新日:

 前回に続き訪朝ルポをお伝えする。私は4月27日に平壌に入った。そして翌々日の朝7時過ぎに市内のホテルを出て、車で南下した。いわゆる基幹道路を走るのだが、アスファルトはところどころで亀裂が入っている。乗り込んだマイクロバスは激しく揺れる。平壌を出ると、窓の外には、田畑とところどころに小さな集落という景色が広がる。明らかに活気のある平壌とは異なる情景だが、それについては次回に譲る。

 途中で休憩をはさみ、3時間余り走る。すると、道の両側に高さ3、4メートルほどの高さのコンクリートの構造物がところどころに並び始める。

「あれは、道路を遮断するためのものですね?」

 付き添いの対文協=朝鮮対外文化連絡協会の担当者に尋ねると、「そうです」と答えた。これは韓国も同じだ。有事の際には爆破で構造物が倒れて道路を封鎖する。牧歌的な風景が続く中で、軍事境界線に近づいたことを感じる瞬間だ。しばらく行くと、バスは巨大な門の前で止まった。板門店の北側の入り口だ。撮影はすでに禁じられている。ここで入域の手続きと、朝鮮人民軍による状況説明がある。去年も行った土産物屋に寄ると、既に中は中国や欧州からの観光客でごった返していた。

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