孫崎享
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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

日本の野党は米女性下院議員はコルテスの発信力を学ぶべき

公開日: 更新日:

 参院選挙が迫っている。憲法や消費税など重要課題があるが、いまひとつ盛り上がっていない。

 理由として考えられるのは、野党に迫力が感じられず、野党の政治家からも魅力が伝わってこないからだが、対照的に米国の政治は熱狂の渦にある。

 米国では近年、選挙の戦い方が変わった。従来は富豪や経済界から巨額の支援を得て、大手マスコミに派手な宣伝を打って戦うのが主流だった。しかし、2016年の大統領選から選挙戦が様変わりした。トランプは総得票で民主党のヒラリーに負けたが、大統領選挙は州の代議員の数で勝敗を決める。トランプは終盤、資金と遊説を接戦州に絞り、勝利した。そして、大統領になった途端、20年の大統領選挙への立候補を表明し、事務所を立ち上げた。この責任者はパースケールで、彼は5000項目以上の世論調査を実施し、トランプの発言につなげている。トランプは一見、気ままに発言しているように見えるが、発言がどう影響するかを綿密に調査し、共和党員、無党派層の支持を確保しているのだ。

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