慎重姿勢の公明党を改憲勢力にカウントするメディアの大罪

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 公明党山口那津男代表はメディアに抗議した方がいいんじゃないか。

 選挙結果を受け、〈参院で改憲勢力が3分の2に4議席届かなかった〉と報じられている。改憲勢力は、自民、公明、維新などを指すが、ちょっと待った。

 24日付の読売新聞の参院選公示前アンケート調査によれば、憲法改正に前向きな当選者は、自民、維新がほぼ全員だったのに対し、公明は6割にとどまった。公明の当選者14人中、13人が回答した。

 公明の議員全体を改憲勢力に入れるのは間違っている。読売調査に基づけば、公明の改憲勢力は8人だけ。残りの6人を改憲反対に含めれば、3分の2に10議席も足りないことになる。

「メディアが公明党を改憲勢力とカウントすることで、〈あと4議席〉という報道になり、改憲派を勢いづかせることになっている。公明党には改憲に慎重な議員が多く、改憲の中身も環境権や知る権利など安倍首相が訴えている自衛隊の明記などとは質が違います。メディアは改憲勢力の報じ方を改めるべきです」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

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