千葉復旧阻む空洞スギ 安倍政権の無策で災害無防備に拍車

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 台風15号が首都圏を直撃してから2週間。千葉県内では、いまだに停電や断水が続いている。停電が大規模化し、ここまで復旧が遅れているのは、大量の倒木が電線を切断した上、道路を塞いだからだ。専門家が調査したところ、倒木の大半が、病気にかかった強度の弱いスギだった。今回の大災害は、政治の林業無策が招いた人災に他ならない。

 千葉大大学院園芸学研究科の小林達明教授が、倒木の現場や画像を調査したところ、大半が幹の内部が空洞化する「溝腐病」にかかったスギだった。

「千葉県に多く分布しているサンブスギです。空洞化すると、強度が弱くなるので、倒れやすくなる。伐採して、病気にかからない樹木に植え替える必要があります。そんなことはずっと前から分かっていて、千葉県は20年以上前から対策事業を始め、補助金を出しているが、なかなか進んでいない。林業衰退のツケが回ってきたと言えます」(小林達明教授)

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