元助役の死にも疑念 「越後屋の小判」怪文書と謎解き<上>

公開日: 更新日:

 関西電力の高浜原発を舞台にした原発マネーの還流問題は、永田町を巻き込む大スキャンダルに発展しそうな様相だ。キーマンとされる福井県高浜町元助役の森山栄治氏が鬼籍に入ったのをいいことに、関電は森山氏の“特異性”にすべてを押し付け、逃げ切ろうとしている。しかし、「死人に口なし」「関電の破廉恥」では終わらない。「越後屋の小判」を巡る謎と闇は深まる一方である。

 問題発覚の端緒は、2018年1月の金沢国税局による査察だ。森山氏が顧問を務めていた建設会社「吉田開発」(高浜町)に対する税務調査で、同氏に3億円の手数料が支払われていたことが判明。6月ごろには森山氏宅から関電幹部への金品提供に関するメモが見つかり、関電は7月に社内調査委員会を設置。9月には調査結果をまとめたが、岩根茂樹社長は「不適切ではあるが、違法性はない」として取締役会に報告せず、秘匿を続けていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「好きな女子アナ」調査 ベストテンからフジが消えたワケ

  2. 2

    寝耳に水の「1位奥川」報道…G原監督“独善”でスカウト諦観

  3. 3

    12球団OKと明言した大船渡・佐々木朗希の「意中の球団」

  4. 4

    ドラフト一番人気 星稜・奥川を狙う阪神の“嫌われ方”

  5. 5

    坂本の腰痛不安で続く遊撃探し 巨人“外れドラ1”候補の名前

  6. 6

    大一番でスタメンの福岡堅樹にスコットランドは面食らった

  7. 7

    三流国家のワル経営者に蝕まれる日本企業に世界が冷笑

  8. 8

    嘘まみれの日米貿易協定 ボロボロ出てくる隠蔽と虚偽説明

  9. 9

    丸の活躍で味をしめ…原巨人の次なる標的は中日159km左腕

  10. 10

    石田ゆり子&渡辺美奈代 50歳で評価「天と地の差」のナゼ

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る