安倍首相が来年の「桜を見る会」中止を決めた13日、自民党内に突如“二階アラート”が鳴り響いた。二階幹事長が党の会合で「近いうちに選挙がある」と発言したためだ。
二階幹事長は「国土強靱化税制の整備・創設を支援する議員懇話会」で約40人の議員を前に「こんなことで自民党は選挙をやれるのか。近いうちに選挙をやろうというのに、もっと気合を入れなきゃダメだ」と述べた。
二階幹事長は国土強靱化がライフワークで、同懇話会に所属する有志議員約140人中100人前後も欠席したことに腹を立てていたもようだ。時が時だけに、自民党内には「すわ“お花見解散”か?」と衝撃が走った。